2020年度
2020.03.01
The Institute of Physics (英国物理学会) の学術雑誌 Physics Education に 左近 拓男 教授 の下記の論文が掲載されました。
“Constructing a capacitive rotating angle sensing system using a hand-made oscillator and testers”
(自作の発振器ならびにテスターを用いた静電容量回転角度センシングシステム)
T. Sakon, S. Noissiki, J. Yamazaki, Physics Education, Vol. 56 (2021) No. 3, 035014.
DOI : 10.1088/1361-6552/abe2ef
2021.02.17
Elsevier社の学術雑誌 Sensors and Actuators A : Physical に 左近 拓男 教授 の下記の論文が掲載されました。
“Rotation angle sensing system using magnetostrictive alloy Terfenol-D and permanent magnet”
(磁歪合金Terfenol-Dと永久磁石を用いた回転角度センシングシステム)
T. Sakon, T. Matsumoto, T. Komori, Sensors and Actuators A : Physical, Vol. 321 (2021) 112588.
DOI : 10.1016/j.sna.2021.112588
2020.12.24
小惑星探査機「はやぶさ」のように、宇宙から地球に帰還するためには、大気圏を飛行する必要があります。その飛行速度は最大で時速40000kmにも達し、音速を大幅に超えた速度で飛行します。その時に飛行体が受ける空気力と空力加熱に耐えるように飛行体を設計する必要があります。本実験では、その飛行環境を模擬できる超音速風洞(写真1)を使った実験を2020年11月16日〜20日にかけてJAXA 宇宙科学研究所 高速気流総合試験設備で本学の学生(写真2)と共に行いました。
![]() 【写真 1】超音速風洞 |
![]() 【写真 2】実験参加学生(マスクを外し |
実験の様子など、より詳細な情報が本学HPに掲載されていますので、是非とも合わせてご覧ください。
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2020.12.09
2020年11月25日、神戸龍谷中学校において、「りゅうこく科楽 (かがく) 教室」が開催され、塩見 洋一 教授 が講師を務めました。
本教室は、教育連携校でもある神戸龍谷中学校の2年生を対象に、科学の楽しさを感じてもらうように実施されたものです。
例年は瀬田キャンパスにて実施しているのですが、今般のコロナ禍のもと、安全を考慮し講師が出張しての開催となりました。
今回も「宇宙」をテーマとしました! 宇宙に行くためには先ず大気圏を脱出する必要がありますね。そこで先ず、そのための推進力を得る方法の例として、「スティックバルーンを用いたロケット」の工作を行いました。 どうすれば遠くに飛ばすことが出来るか、各自にいろいろと考えてもらいながら製作や実験が進みました。
その後は、空気の存在を考えてもらう「真空チャンバーを使った真空実験」や「アンパンマンの空中散歩」などの演示実験が行われ、普段考えたこともない「空気の力」を実感する機会になったのでは、と期待しています。
生徒からも「宇宙服を着ている意味が分かりましたっ!]などの感想が聞かれ、楽しみながら科学に対する興味を持ってもらえたようでした。
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2020.07.08
2020年7月4日(土)に 第5回 滋賀テックプラングランプリ最終選考会 が 琵琶湖ホテル にて行われ、ファイナリストに選出された9チームによるプレゼンテーション審査の結果、田原 大輔 准教授 による下記提案に対して 東洋紡賞 が授与されました。
ウーマンサポートデザイン・プロジェクト
~履いて改善! 生体力学に裏付けされた大人女子のための尿失禁改善サポート下着の開発~
また、会場の聴衆投票では1位に選ばれ、参加者から多くの応援コメントを頂くことが出来ました。
詳細につきましては以下のHPも是非ご覧ください!
https://techplanter.com/2020/07/06/07-04-5thgrandprix/
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<WEB管理者談>
HPの集合写真ではマスク着用の人が少ないようですが・・・、と田原准教授にお尋ねしたところ、記念撮影の一瞬だけマスクを外し、それ以外は全員マスク着用、入場人数制限も設けられ、
審査員間、聴衆席の距離、プレゼンターと審査員の距離など、ソーシャルディスタンスも充分に確保しての開催だった、とのことでした。
写真撮影の際だけでなく、このHPの写真のように、皆さんの笑顔が普通に見れる状態に早くなれば、と改めて思うことになりました。
2020.04.26
スイスMDPI社の学術雑誌 Materials (Impact Factor 2.972) に 左近 拓男 教授 による下記論文が掲載されました。
“The Forced Magnetostrictions and Magnetic Properties of Ni2MnX(X = In,Sn) Ferromagnetic Heusler Alloys” (強磁性ホイスラー合金 Ni2MnX(X = In,Sn)における強制磁歪と磁性)
Materials Vol.13 No. 9 (2020) 2017.DOI:10.3390/ma13092017
2020.04.02
小川教授らの研究グループが、2019年度日本機械学会関西支部賞(技術賞)を受賞しました。
受賞内容:精密研削アルミナセラミックスローターの開発
受賞者:槇山 正(ヘイシンテクノベルク(株))
中川 平三郎(中川加工技術研究所)
今田 琢巳(滋賀県工業技術総合センター)
長谷川 佳秀(ヘイシンテクノベルク(株)生産技術チーム)
友田 賢志(ヘイシンテクノベルク(株)生産技術チーム)
小川 圭二(龍谷大学 理工学部)
参考のため、同賞の詳細を以下の通りご紹介させて頂きます。
関西支部賞は、関西支部地区の機械工学と機械工業の発展に寄与した顕著な業績や貢献、ならびに関西支部地区の活動や行事における優れた成果や顕著な貢献を表彰するものであり、その目的とするところは、関西支部地区における学術・技術の振興、特に地区、産・官・学の協同研究や地域密着した技術・研究活動を奨励し、もって関西支部地区の機械工学と機械工業の地盤強化、ならびに支部活動の活性化に資することにある。技術賞は、技術業績を通じて、関西支部地区の機械工学と機械工業の発展に貢献した個人、もしくは開発研究グループ(協同開発研究グループを含む)の功績に対し授与する。(日本機械学会関西支部ホームページより)
なお、2020年3月11日(水)に同志社大学京田辺キャンパスにおいて開催が予定されていた、日本機械学会関西支部第95期定時総会での贈賞式は、新型コロナウイルス(COVID-19)感染抑制のため中止になっておりますので、申し添えます。