2018年度
2019.03.04
永瀬 純也 講師らが執筆した論文が、IEEE Transactions on Medical Robotics and Bionics(IEEE T-MRB) の創刊号に掲載されました。
IEEE T-MRB は「IEEE / 米国電気電子学会(*)」が発刊する査読付学術論文誌の一つです。永瀬講師は、2018年8月にオランダで開催された国際会議 IEEE BioRob2018 において最優秀論文賞を受賞したことにより、本学術論文誌の創刊号(第1巻・第1号)にフルペーパー論文の投稿を招待され、このたび同投稿論文が厳正な査読を経て下記の通り掲載される運びとなりました。
著者:Jun-ya Nagase, Fumika Fukunaga, Keiji Ogawa, and Norihiko Saga
題目:Funicular Flexible Crawler for Colonoscopy
誌名:IEEE Transactions on Medical Robotics and Bionics, Vol.1, No.1, pp.22-29, 2019
(*) IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers / 通称 アイ・トリプル・イー と呼ばれま
      す) は、アメリカ合衆国に本部を置く、電気工学・電子工学分野で最大規模の国際学会で、技術専門家
      の組織としても世界最大の規模を誇ります。
より詳細につきましては、以下のサイトをご覧頂ければと思います。
2019.02.15
スイスMDPI社の学術雑誌 Materials (Impact Factor 2.467) に 左近 拓男 教授 の招待論文が掲載されました。
“Investigation of the Itinerant Electron Ferromagnetism of Ni2+xMnGa1-x and Co2VGa Heusler Alloys” (ホイスラー合金Ni2+xMnGa1-xならびにCo2VGaにおける遍歴電子強磁性に関する研究)
Materials Vol.12 No. 4 (2019) 575.
2018.12.20
12月6日(木)に本学 REC (瀬田学舎) で開催された、2018年度 第5回 REC BIZ-NET 研究会・りそな中小企業振興財団 技術懇親会「異種金属接合技術と構造物の疲労強度設計評価」において、当学科の 誉田 登 教授 ならびに 森 正和 講師が以下の内容で講演を行いました。
誉田 登 教授: 製品品質に直結する接合部の疲労強度評価
森 正和 講師: 異種材料の接合技術 ~摩擦圧接と摩擦攪拌接合(FSW)~
当日の様子を含め、より詳細には以下をご覧頂ければと思います。
2018.12.03
2018年11月10日(土)、瀬田キャンパスにおきまして、日本の宇宙開発・宇宙科学研究を担う「宇宙航空研究開発機構(JAXA)」と近隣のJAXA宇宙教育リーダーの協力を得て、昨年度に引き続き、本学理工学部の主催による「コズミックカレッジ in 龍谷大学瀬田キャンパス」が開催されました。
コズミックカレッジは、JAXA宇宙教育センターが各地域との共同事業として行う教育プログラムであり、いのちの大切さを基盤に、好奇心、冒険心、匠の心を備えた創造的な青少年の育成を目的としています。本年度も本学瀬田キャンパスを会場としてファンダメンタルコース(対象:小3~中3)が実施されました。
まず、本学部機械システム工学科の 塩見 洋一 教授 (JAXA宇宙教育リーダー) による「もののはね返りを考えよう」では、プラスチックの球形カプセルに様々なものを入れ、はね返りの様子がどのように変化するのかを実験的に確かめました。この現象は小惑星探査機のターゲットマーカーに応用されており、本実演を通して最先端科学技術の一端を体験することになりました。
続く「重力から卵を守ってみよう」では、画用紙1枚だけで生卵を守るエッグプロテクターを作り、それを2階から落下させる「エッグドロップコンテスト」を開催しました。子供たちの豊かな発想で様々なプロテクターが作られ、実際に落とすと成功したものも失敗したものもありましたが、それぞれに「ものづくり」の楽しさを体験できたのではないかと思います。
最後に行われた、JAXA宇宙教育リーダーの 山敷 達也 氏 による「雲の出来る原理を探ろう」では、雲が出来る原理が説明されたのち、炭酸を逃がさないようにする器具を使って、ペットボトルの中に実際に雲が出来ることを体験しました。
本学理工学部では、科学や理科の楽しさを子ども達に知ってもらいたいとの想いから、次年度もコズミックカレッジを開催する予定ですので、是非ともご参加下さい!!!
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エッグプロテクター作成中! | どれぐらいはね返るかな!? |
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ここから落とします^_^; | 僕の大丈夫かなぁ!? |
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製作したエッグプロテクターの数々!! |
2018.11.22
渋谷 恒司 教授が、ご生誕法要(2018年11月21日 瀬田キャンパス 樹心館)において「芸術とロボット」と題した講演を行いました。
ご生誕法要は、親鸞聖人のお誕生日(5月21日)を機縁として毎月21日に行なわれる法要で、勤行に続いて本学教職員による法話や講演が行われます。
今回の講演においては、芸術の中でも特に音楽に焦点を当て、楽器演奏する自動人形やロボットの歴史、渋谷研究室で独自に開発されたヴァイオリン演奏ロボットなどが紹介されました。
以下のHPも合わせてご覧頂ければ幸いです。
2018.10.29
スイスMDPI社の学術雑誌 Materials (Impact Factor 2.467) に 左近 拓男 教授 の招待論文が掲載されました。
“Forced Magnetostrictions and Magnetizations of Ni2+xMnGa1-x at Its Curie Temperature” Materials Vol.11 No.11 (2018) 2115.
2018.10.26
第96回 龍谷祭 が下記の通り開催され、
瀬田キャンパス:平成30年10月27日(土)・28日(日)
深草キャンパス:平成30年11月2日(金)・3日(土)・4日(日)
瀬田キャンパスにおいては期間中に「理工学部 オープンラボ(研究室公開)」が行われます。理工学部 オープンラボ(研究室公開)は、普段は公開されていない理工学部(瀬田キャンパス)の「研究室(ラボラトリー)」を、大学での学問・研究を志す中学生・高校生はもちろん、お子さまから大人の方まで幅広く見学して頂ける楽しいイベントです。機械システム工学科においては、以下の3研究室を見学して頂けます。
堤 研究室: 細マッチョ系ロボット大公開!(1号館 6F/601 号室)
渋谷 研究室: 人間や動物に学ぶロボットの開発(1号館 3F/334 号室)
永瀬 研究室: 次世代を創るロボットメカニズム(1号館 3F/334 号室)
参加費は無料、事前申し込みも不要となっております。 キャンパス内ではいろいろなグルメ系模擬店も出店されます! 皆さまお誘い合わせのうえ、ぜひ 理工学部 オープンラボ(研究室公開)にお越しください!!
以下のサイトも合わせてご覧頂ければ幸いです。
2018.10.17
日本機械学会誌 2018年10月号 の「My メカライフ」コーナーに「ヒュッゲ」と題した 田原 大輔 准教授 のコラムが掲載されました。
冊子の方は図書館等でご覧頂けます。また、日本機械学会会員に限られますが、以下の通り WEB でも閲覧が可能です。
2018.10.09
田原 大輔 准教授 の「人体のモデリングと力学解析で命を守る」と題したインタビュー記事が 広報誌「龍谷」の最新号(2018年 No.86)に掲載されました。
冊子体 (該当ページは pp.24-27) のみならず、以下の通りオンラインでも閲覧可能です。是非ともご覧頂ければと思います。
広報誌「龍谷」最新号のディジタルライブラリ (該当ページは pp.24-27)
なお、広報誌「龍谷」のバナーを当学科トップページに追加しました。バックナンバーを含め、その他の記事も合わせてお楽しみ下さい!
2018.09.27
左近 拓男 教授の論文が、英国の IntechOpen の特集本 ”Shape Memory Materials” に 学術論文 として掲載されました。
“ Magnetic Field-Induced Strain of Metamagnetic Heusler Alloy Ni41Co9Mn31.5Ga18.5”  in ”Shape Memory Materials”,  p1-p16 ,  IntechOpen, London, United Kingdom, 26. Sep. 2018
DOI: 10.5772/intechopen.76291
Magnetic Field-Induced Strain of Metamagnetic Heusler Alloy Ni41Co9Mn31.5Ga18.5
2018.09.14
本学 入試部 へのリンクをトップページに追加しました。
本学入試部のサイトには、これから龍谷大学をめざす高校生や受験生諸君に向けた情報が多く掲載されています。
中でも、本学の教員や在校生へのインタビューを動画形式でまとめた Our Voices はお薦めです!
特に機械システム工学科に関連した情報としては、
当学科の 渋谷 恒司 教授 のインタビュー動画が掲載されていますので、ぜひともチェックしてみて下さい!
2018.09.10
2018年8月24日、地域貢献の一貫として 塩見 洋一 教授 が 大津市立 瀬田東公民館 において「スーパーサイエンス 楽しい理科教室」を開催しました。
本講座は、毎年夏休みに小学生を対象にして5年前から実施しているものです。当日は30名の小学生とその保護者の方々が参加、カサ袋ロケットやポンポンホバークラフトを製作して楽しい時間を過ごしました。
また、塩見教授による、宇宙と同じ真空環境での様々な演示実験も行われ、参加した子どもたちは目をキラキラさせながらそれらの実験にくぎ付けでした!
なお、大津市立 瀬田東公民館 は、地域の子供を中心とした世代間交流 や 地域を挙げたまちづくり に積極的に取り組んでおり、この度のスーパーサイエンス講座をはじめ、龍谷大学との連携もさまざまに行われています。こうした活動等が評価を受け、同公民館は、2018年度「第70回優良公民館表彰」において 文部科学大臣表彰 を受けました。
より詳しくは以下をご覧下さい。
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2018.09.06
2018年8月26日~8月29日に オランダ エンスヘーデ で開催された国際会議 The 7th IEEE RAS/EMBS International Conference on Biomedical Robotics and Biomechatronics(BioRob2018)において、機械システム工学科 永瀬 純也 講師 らが執筆した下記論文に対して、"Best Paper Award” (最優秀論文賞) が授与されました。
論文題目:Development of a Funicular Flexible Crawler for Colonoscopy
受賞者:Jun-ya Nagase, Fumika Fukunaga, and Keiji Ogawa
なお,本 "Best Paper Award" は,当国際会議への全投稿論文 369件 (うち口頭発表の採択率は29%)の中から 最も優秀な論文一件に与えられる栄誉ある賞です。
2018.08.27
2017年度における機械工学分野の研究動向をまとめた 機械工学年鑑 2018 が、日本機械学会誌 8 月号 と 電子版 で公開されました。 今回、田原 大輔 准教授 が、「4.バイオエンジニアリング」のうち「4.2.1 筋骨格系のバイオメカニクス」を執筆しました。
日本機械学会会員に限られますが、詳しくは以下をご覧下さい。
2018.07.13 2018.08.09 2018.08.22(更新)
2018年度 龍谷大学オープンキャンパス を下記の通り開催します。
瀬田、深草、大宮の3キャンパス同時開催!
(理工学部のオープンキャンパスは瀬田キャンパスにて実施致します。)
8/4(土)      8/5(日)
8/25(土)      8/26(日)
さまざまな企画を予定しておりますので、皆様お誘い合わせの上、ご参加下さい!!!
なお、8/4(土)ならびに8/5(日)のオープンキャンパスは盛況の内に終えることができました。
ご来場頂きました方々に御礼申し上げます。
8/25(土)ならびに8/26(日)のオープンキャンパスおいて、特に当学科に関連するイベントは以下の通りとなっております。参考にして頂ければ幸いです。
機械システム工学科 学科紹介ツアー: ①11:45~12:45 ②14:45~15:45
    
【集合場所】1号館/3F/342室
    
【内 容】機械システム工学科の講義・実験内容のご紹介や研究室ツアーを実施します。
            
        
(少人数のグループに分かれてご案内致します。なお、状況に応じて上記時間以外の
                       
臨時ツアーも予定しております。)
理工学部オープンラボ ~見て、聞いて、触れて体験しよう!~: 11:45~16:30
    
【会 場】 1号館/3F/342室および334室、1号館/6F/601室、実験棟106室
    
【内 容】機械システム工学科における学びの特徴 や 先端研究など を 学生が分かりやすく
                       ご紹介します。
理工学部見本市 ~全学科が一覧できます~: 11:45~16:30
    
【会 場】6号館/1F/プレゼンテーション室
    
【内 容】6学科の学びの特徴や内容を1部屋で体感することができます。
            
         
昨年度 Ene-1 GP SUZUKA で部門優勝したエコカーも展示予定です!
            
         
さらに詳しい内容をお知りになりたい場合には随時オープンラボヘご参加ください。
理工学部紹介B: ①11:00~11:30 ②14:00~14:30
    
【会 場】8号館/B1F/B103教室
    
【内 容】理工学部全体 と 機械システム工学科を含む3学科 を 教員がご紹介します。
2018.07.13
2018年7月11日に 公益社団法人 大阪府工業協会 で開催された同協会主催の「最新工作機械加工技術研究会 第4回講演」にて、小川 圭二 准教授が「小径エンドミル加工の特徴と加工精度について」と題した講演を行いました。
当研究会では 2018年5月23日 から 10月17日 にかけて 全8回の講演会・見学会が予定されています。
日時や内容などの詳細は以下をご覧下さい。
2018.07.03
本学理工学部・理工学会が発行する 龍谷理工ジャーナル へのリンクをトップページに追加しました。
龍谷理工ジャーナルは、理工学部が瀬田の地に創設された1989年より発行されており、教員による解説や随想、学生による研究活動報告が数多く掲載されています。
直近では、No.73 Vol.29-2 に本学科 譽田 登 教授 による解説「疲労特性に着目した鋼材開発 」が掲載されています。
冊子体のみならず、PDFファイルとして閲覧・ダウンロードも可能ですので、是非ともご覧下さい。
2018.06.15
塩見 洋一 教授が 公益社団法人 日本伝熱学会 の理事に就任しました。 併せて、日本伝熱学会 関西支部 の副支部長にも就任しました。
日本伝熱学会は、伝熱に関する学理技術の進展と知識の普及、会員相互及び国際的な交流を図ることを目的としている学術団体で、機械工学、化学工学、原子力工学、冷凍空調、バイオエンジニアリング、食品工学、建築学、地球科学、など幅広い学術分野にわたる科学者や技術者で構成されています。
詳細については以下をご覧下さい。
2018.06.06
田原 准教授の研究室において、2017年度に龍谷エクステンションセンター(REC)を介して日本ビジュアルサイエンス株式会社と行われた共同研究:「多角的偏光イメージング装置の実用化のための材料試験と計算解析」の成果が2つの製品開発に反映されました。
田原 准教授は、製品が評価対象とする工業用材料、プラスチック類、食品等のX線CT実験、計算シミュレーションを担当し、同研究室が有する「高解像度マイクロフォーカスX線CTシステムによる材料の微細構造の可視化技術」 と「イメージベース計算力学解析技術」が製品開発・性能評価に活かされました。
いずれの製品も、工業製品の内部構造とそのひずみ分布等の力学的特性を評価する新たなアプローチを可能にするものであり、今後は、本研究成果の適用可能な工業用材料等のさらなる拡張が期待されます。
詳細は以下のHPをご覧下さい。
2018.06.05
米国物理協会 AIPの学術雑誌 Journal of Applied Physics ( Impact Factor 2.068)に、左近 拓男 教授の
磁歪に関する論文が掲載されました。
“Forced magnetostriction of ferromagnetic Heusler alloy Ni2MnGa at the Curie temperature”, Journal of Applied Physics 123, 213902 (2018); doi: 10.1063/1.5036558
Forced magnetostriction of ferromagnetic Heusler alloy Ni2MnGa at the Curie temperature
2018.05.30
左近 拓男 教授が、MDPI社の学術雑誌 Materials (Impact Factor 2.654)の特集号 "Fundamental Science and Applications of Highly Functional Alloys" の Guest Editor (編集委員長)に選ばれました。
Fundamental Science and Applications of Highly Functional Alloys
2018.05.02
田原 准教授の研究室において、公益財団法人JKA(競輪とオートレースの振興法人)の2016年度研究補助により実施された研究:「走行中の自転車部品のひずみ測定と疲労寿命予測」の成果に関する動画が JKA のホームページで紹介されました。
田原 准教授は、滋賀県工業技術総合センターとの共同研究により、走行中の自転車ペダル軸に発生するひずみの無線計測装置の開発と、ペダル軸の疲労試験による寿命予測を行いました。 研究室学生も、何度も競輪場へ足を運び、競輪選手との計測実験を行いました。
本研究成果は、自転車部品のほか、特にワイヤレスによる計測が求められる機械部品・実機の力学特性評価へ応用が期待されます。
2018.04.10
田原 大輔 准教授が「骨質を反映した骨と歯の力学解析手法の開発とその応用研究」により、平成30年度「科学技術分野の文部科学大臣表彰」の若手科学者賞を受賞しました。
本研究成果は、個々の骨疾患の重篤度を反映した力学的評価、骨密度のみで捉えられない骨折リスクの
検出、将来の骨折予測、新たなドリリング手術訓練法等、整形外科分野にインパクトを与える有用な技術になるとともに、骨粗鬆症による骨折の予防に寄与することが期待されます。
さらに詳細な情報は以下に掲載されていますので、是非ご覧下さい。